交通事故被害者請求 むち打ち症 Q&A

はじめに
交通事故で起こるむち打ち症は、正式な傷病名ではないものの、様々な症状を引き起こす厄介な状態です。
このQ&Aでは、むち打ち症の症状、原因、治療法などについて分かりやすく解説します。
交通事故に遭われた方は、ぜひ参考にしてください。
Q1:むち打ち症とは何ですか?
A1:むち打ち症は、交通事故などの強い衝撃によって首に負担がかかることで起こる症状の総称です。
正式な傷病名ではありませんが、首の痛み、頭痛、肩こり、めまいなど、様々な症状を引き起こします。
むちうちの種類は、症状によって5つに分類されます。
1. 頚椎捻挫型
むちうち症の70%を占めると言われています。 症状としては、首の痛み、頭痛、めまい、吐き気などがあります。
2. 神経根損傷型
首の骨と骨の間にある神経が損傷することで起こります。 症状としては、首や肩の痛み、しびれ、筋力低下などがあります。
3. 脊髄損傷型
脊髄が損傷することで起こります。 症状としては、手足のしびれや麻痺、歩行障害などがあります。
4. バレ・リュウ症候群型
自律神経が障害されることで起こります。 症状としては、頭痛、めまい、耳鳴り、動悸、息切れなどがあります。
5. 脳脊髄液減少症
脳と脊髄を包む膜の間にある脳脊髄液が減少することで起こります。 症状としては、頭痛、めまい、ふらつき、耳鳴り、難聴などがあります。
むちうちの種類によって、治療法も異なります。 適切な治療を受けるためには、整形外科などの医療機関を受診し、医師に診断してもらうことが大切です。
Q2:むち打ち症の症状にはどんなものがありますか?
A2:むち打ち症の症状は人によって様々ですが、主な症状は以下の通りです。
- 首の痛み
- 頭痛
- 肩こり
- めまい
- 吐き気
- 倦怠感
- 不眠
- 集中力低下
- しびれ
- 手足の脱力
Q3:むち打ち症の原因は何ですか?
A3:むち打ち症の主な原因は、交通事故による首への強い衝撃です。
追突事故や急ブレーキなどが原因となることが多いですが、転落やスポーツでの衝突なども原因となることがあります。
Q4:むち打ち症の治療法は?
A4:むちうち症の治療法は、症状によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
- 安静
- 湿布や痛み止めの薬
- 理学療法(マッサージ、電気治療など)
- ブロック注射
- 手術(まれ)
Q5:むち打ち症はいつ治りますか?
A5:むちうち症の治癒期間は、症状によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月と言われています。
しかし、中には後遺症が残ってしまうケースもあり、完治までに数年かかる場合もあります。
Q6:むち打ち症と診断されたらどうすればいいですか?
A6:むち打ち症と診断されたら、まずは整形外科などの医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
また、交通事故によるケガであれば、自賠責保険から治療費や慰謝料請求することが可能です。
そのため、事故直後は警察に事故届を提出し、保険会社に連絡することを忘れないでください。
まとめ
むち打ち症は、後遺症が残る可能性もあり、計画的な治療が重要です。
交通事故に遭われたら、すぐに医療機関を受診し、保険業者に連絡して適切な治療を受けるようにしましょう。
その他
- むちうち症は、症状が軽いと放置してしまう人も多いですが、後遺症が残る可能性があるため、必ず医療機関等を受診してください。
- むちうち症の治療は、時間をかけて行う必要があります。焦らず、専門家の指示に従って治療を続けましょう。
- 自賠責保険の請求で解からないことは、下記まで問い合わせしてみてみてください。相談無料です。
- むちうち症に関する情報は、インターネット上にもたくさんありますが、中には誤った情報も含まれていることがあります。情報収集はあくまでも参考程度にし、判断は医師または柔道整復師に相談するようにしましょう。
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